トップ 未使用品 上村松園 秘蔵画帖(一) 春色十六景 画集

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ご覧になっていただきありがとうございます。rr上村松園の貴重な画集です。rr36cm × 26cmの作品が16景(16作品)納められています。rrそのひとつひとつが、美しい作品です。rr上村松園についてや、今回の出品の内容は、タイトルを検索して頂けたら、さまざまな説明を見ることができます。rr自宅保管品になります。中の作品は一度も額に入れたりはしていません。眺めて見ただけの、綺麗な状態です。rr外側の収納箱は裏面に少しスレがあります。rr宜しくお願い致します。rr【上村松園(しょうえん)】 1875.4.23-1949.8.27rr「一点の汚れもない女性を描きたい」「女性の理想像を描きたい」とは松園が抱き続けた作家としての姿勢である。r大作の主題の多くを能楽に求めているが、世阿弥によって昇華され、象徴化された世界を描くことによって、現実の再現になることを避け得たのは賢明な選択であった。r人物画は時として風俗画に陥り易いが、時代の設定を江戸中期に求めたのも、ひとつの方法であったと思われる。r晩年ようやく市井の人物を描くようになるが、生母の姿がようやく夢想の世界に昇華出来たからと語っている。r美人画と総称されるジャンルに属するものであるが、女性であるからこそ知り得る女性の理想像であろう。r日常のさりげない世界を描きながら、人間の在るべき姿を描き続けたといっても良いであろう。   日本画家 上村淳之rr京都出身。家は葉茶屋で、母が女手一つで彼女を育て上げる。子どもの頃から絵がたまらなく好きだった松園は、小学校を卒業すると、京都に開校したばかりの日本最初の画学校に12歳で入学する。しかしカリキュラム優先の学校よりも、尊敬する師匠の内弟子となって修業する方が身になると思い翌年退学、鈴木松年に師事する(1888年)。rrめきめきと腕をあげる彼女は“松園”の号を与えられた。親戚や周囲には彼女のこうした生き方を非難する声も多かった。明治の世では「女は嫁に行き家を守ることが最上の美徳」とされており、教育を受けたり絵を習うということは中傷の対象だったのだ。rr1890年、第3回内国勧業博覧会に出品した「四季美人図」が英国皇太子コンノート殿下の買上げとなり、彼女は15歳にして一等褒状を受け、「京に天才少女有り」と世間から俄かに注目されるようになった。

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